コーヒーが好きでインスタントも美味しいんだけど
少しずつはまってくるとやりたくなるのが
挽きたての豆をハンドドリップ
それならとカルディやスタバで豆を挽いてもらおうと
来てみたはいいけど。
「挽き方の番号聞かれて、なんなんじゃそりゃ?」
ということありませんでしたか?
豆の挽き方と番号
冒頭でもお話ししましたが、いざ豆を挽いてもらおうとお店に行って
挽き方はどうしますか。とか何番にしますか?なんて唐突に聞かれると
悩んでしまいますよね。
そんなとき、「10番」とか「2番」なんて伝えられたら
「お、この人コーヒー知ってるね」なんて恰好付けられますよね。
え?そうじゃない?格好つける為じゃない?
そうでしたね。コーヒーを美味しく飲みたいから
そのための知識を身につける。ですね
挽き方の番号と意味について
さっそくですが、挽き方の番号(挽目ともいいます)はドリップ(抽出)の
方法によって変わります。器具によってお湯の落ちる速度などが違うためです。
また、これからのご紹介するのは基本的には
お店によって変わるものではなくカルディでもほかのコーヒースタンドでも
共通で使える知識となっておりますのでご安心を。
◇極細挽き
番号:2~3
適した抽出:エスプレッソ、イブリック
粉砂糖のようなキメの細かさで「パウダー」のように細かい粒が特徴
苦味が強く出る為短時間で抽出できる方法と器具を選定
逆に、濃厚で苦味のあるエスプレッソなどに向いています。
◇細挽き
番号:5~6
適した抽出:水出し(ウォータードリップ)
極細挽きほどではないものの、割と濃い目のコクのある味わいになります。
見た目の粒度も市販のレギュラーコーヒーよりは細かい粒です。
◇中細挽き
番号:7~8
適した抽出:ペーパードリップ、家庭用のコーヒーメーカー
一般に「グラニュー糖」ほどの粒度と言われています。
このくらいの挽き具合の粉はご家庭で使用する器具などで
抽出するのに向いています。身近に手にしている
コーヒー粉などはこの番手が多いと思います。
まずは中細挽きを基準にハンドドリップなどをして
味の基準をつくるといいですね。
◇中挽き
番号:9~11
適した抽出:サイフォン、ネルドリップ、フレンチプレス
中細挽きと比べて、抽出に掛ける時間が少し長くても
大丈夫な挽き具合です。
ご自宅にサイフォンや、フレンチプレスなどの器具がある
場合はこの挽方で抽出すると「スッキリ」とした味わいを
楽しむことができます。
◇粗挽き
番号:12~13
適した抽出:パーコレーター、金属フィルターや目の粗いフィルター
この挽き具合の粒度は「ザラメ糖」ぐらいの大きさ。
結構大きいですよね。これで抽出するのか!?と思いますがご安心を。
味わいとしては、「渋み」「苦味」が少なくスッキリとしています。
それでもコクを楽しみたい方は豆の量を通常の量よりも少し多めにして
抽出してみてください。また違った味わいのコーヒーを楽しめます。
注意点はご自宅の抽出器具、フィルターとの相性もあるので
これまでご紹介した番号を基準に調整をしてお好みを見つけてください。
自分でミルするときのコツ
ご自分で豆を挽く際に使用する道具は大きく分けて2つあります。
一つは「手動式」でもう一つは「電動式」です。
やっぱり電動式のミルの方が均一ですしラクです。
豆をそれなりの量で挽く場合や急いでいるときなどは特に。
のんびりゴリゴリしている時間は無いですからね。
それでもやはり「手動」であの挽く感覚。
今まさにコーヒーを淹れるのだ。
高ぶる気持ちを抑えながらハンドルを回すのは
これから迎える抽出の儀式とあの悪魔のように黒い…。
いや、自分でも何言ってるかよくわからんのです。
とにかくゴリゴリしてなんかやってる感を味わいたいだけ。
ハンドミルについての「コツ」はとにかく
一定の速度でハンドルを回すこと。
これが変わってしまうと粒の大きさが均一になりにくくなります。
粒度はコーヒーの味そのものに影響を与えますので
とても大切な儀式です。
電動ミルもハンドミル用の器具も多様なものが売られていますが
お好みの器具と好みの挽き具合見つけて
楽しいコーヒーライフを過ごしましょう!
最後までお読み頂きありがとうございます。
それではまた次回お会いしましょう。
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