私は自分を信じない。
それは自分の中にある「こうである」という自分を信じないという意味です。
思い込みなんて誰にでもあるでしょ?そう思っている方は多いと思います。
多かれ少なかれ自分の中の「こうだ!」という考え方はあるはずです。自分の経験に基づいての判断や、周りが言っている常識、偉い人が言っているから。など理由はどうあれ自分なりの根拠(=思い込み)を持って自分を主張していると思います。
謎の自信も時には自分を助けるための材料となるので否定はしませんがここでいう根拠は自分に向けられるものではなく、相手の価値観に対して向けられるものです。それはときに討論の議題や、友人同士の諍い、ひいては民族紛争などに繋がります。と、話が大きくなりすぎるといけないのでこの話はここまでで。
つまり、自分の価値観を押し付けることなく、相手の価値観を受容できるか。幼少のころから培われてきた自己の価値観は潜在意識の奥に刷り込まれており時折、自尊心や己を傷つけそうな存在と遭遇すると目を覚まし、牙を剥こうとします。
その時あなたがどのような立場にいて、どのような態度をとらなければならないか。リーダーとして取るべき考え方や行動についてのマインドセットがこの本には書いてあります。
こんな方にオススメ
・リーダーとしてメンバーを大切にしたい
・チームが安心して仕事ができる環境を作りたい
・メンバー同士のギスギス感を解消したい
・なんだか最近周りとうまくいかない
無意識の思い込みとは何か?
自分の価値観で“勝手”に決めつけていることはないか?
実は自分が思い込んでいることと現実とにギャップが生じ、それこそ勝手にストレスを感じているなんてこともあるくらい。
この本はそのことに気づかせてくれる1冊です。
「アンコンシャス・バイアス」=無意識の思いこみについて
アンコンシャス・バイアスってなに?
無意識の思い込みとは?
どんなことを引き起こすのか?について考えてみよう。
自分自身が持っている「無意識の思い込み」にきづこう
自分自身がどんな考え方のクセをもっているのか気づくためのプロセス自己認知力を高めることが「無意識の思い込み」気づく近道である。
無意識の決めつけや、押しつけは言動にあらわれる
だれにでもある「そんなの無理だろ」「普通は…。」価値観や能力、解釈などの一方的な決めつけはやめよう
意識して捉えどころを変えていく
マイナスはプラスに変換、自分視点から相手視点、理想ばかりに目を向けず今を見る。など捉え方の工夫があなたを楽にする。
アンコンシャス・バイアスと聞くと聞きなれないですよね。
「思い込み」と聞けば誰でもわかると思います。
しかもこの場合の思い込みは「無意識」によるもの。
例えば、
血液型などでその人の性格は「こうだから」や「体形で性格はこうだ」などまた「性別」で出来る仕事を勝手に判断していたりしていませんか?
ではなぜ【無意識】の「思い込み」をしてしまうのでしょうか。
それは、自己防衛心の心理が生み出すのです。
だれにでもあるものなのです。
特別に病のようにかかるものではないのです。
風邪の症状は人それぞれですよね。
日常の中に潜んでいる自分自身の「思い込み」「決めつけ」が周りの人との人間関係に大きな影響を及ぼしています。
これは自分をどれだけ認知しているか ”セルフイメージ” を掴んでいるかが重要。しかしこれがなかなか難しい。
・過度に良いイメージ(自信過剰)
・過度に悪いイメージ(過度に謙遜)
どちらに傾きすぎても
正確なセルフイメージとはかけ離れてしまいます。
会社や組織の中でリーダーとして活躍している方、これからその立場になる方は本書に書かれている
◆最高のリーダーは、自分を信じない
◆最高のリーダーは、自分の確信を疑う
◆最高のリーダーは、誰にでも無意識の偏見があると知っている
の3つを是非「知る」→「気づく」→「対処」 できるように活用してみてはいかがでしょうか。
実際に私自身も実践しています。
時間はかかるかもしれませんが自分自身が変わることで無意識の偏見はなくせます!これは実感できます。
・そうは言っても何から始めればいいかわからない。
・いろんな本を読んで実践したけど続かない
まずは自分を知ることから!
自分を知るための方法はこの本の中に書かれています。
「相手は変えられない。変わるのは自分自身」
さぁ、自分自身をアップデートしましょう!
「アンコンシャス・バイアス マネジメント」
著:守屋智敬
ISBN978‐4‐7612‐7420‐7
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I am regular reader, how are you everybody? This article posted at this website
is in fact pleasant.