今回は千葉県白井市にあるテイクアウトコーヒー専門の「ハイジカフェ」で販売しているコーヒー豆
「YUTAKA(フルーティー)」をご紹介いたします。
じつは食べログでパン屋さんを調べていて、たまたま見つけたという感じなのでして
お目当てはパン屋さん「ベーカリーハイジ」だったのですがパン屋さんの隣で系列のコーヒースタンドが営業されていました。
なぜベーカリーハイジなのかというと、ここのオススメパンの1つ、「クレセント」
三日月を模した独特なパンの形に惹かれて行ったのですが
いや、もう隣にコーヒースタンドがあるなら、それは寄らねばならぬ。となったわけです。
久々に新しい豆を購入出来て、逸る気持ちを抑え、ついにこの金曜日を迎えたのです。
丸金珈琲のこの時間はおじさん二人のささやかな、心落ち着く時間なのです。
基本的にはハンドドリップでコーヒーを抽出して頂くことを信条としております。
また、基本的に豆はその場でグラインドすることとしています。
朝からおじさんが真面目な顔してグリグリ豆を挽いている姿はシュールそのものですけどね……。
1.お互いに豆や器具は共有できるものを持ち寄って運営するスタイル
2.豆を探してくるルールは「自分のこだわりにこだわり過ぎないこと」
色々な種類を楽しむために、新しい発見をするために決めたルールです。
冒頭でも書きましたが、本日のコーヒー豆は
ハイジカフェ 「YUTAKA(フルーティ)」 を豆で購入しました。
記載によると、ブラジル、グアテマラ産の豆を使用しているようです。
ブラジル豆の特徴は「バランス」の良さです。
苦味、酸味が丁度良く飲みやすい「コーヒーof The コーヒー」という特徴があります。
グアテマラ豆は深いコクと、フルーティーな香り、やさしい甘さが余韻として楽しめます。
お互いの特徴をもつこの「YUTAKA」をいただくのがとても楽しみです。
先ほどざっくりとブラジル、グラテマラの豆の特徴をお伝えしましたが
それほどまでに品質のよい豆が生産される理由を少しだけ紐解いてみたいと思います。
では、さっそくブラジルから行ってみましょう!
正式名称:ブラジル連邦共和国
国土面積:851.2万平方キロメートル
人 口:約2億1,531万人
言語はポルトガル語が主体です。住まう民族も欧州系、東洋系、先住民、混血と多岐にわたります。
ブラジルのコーヒー豆生産量はここ150年近く世界第一位であり、その生産量は全世界の1/3を占めるほどです。
ちなみに世界第一位の生産量を誇るブラジルのコーヒー農園の面積ってどれくらいか知っていますか?
なんと27,000平方キロメートルほどがコーヒー農園として利用されているようです。
東京ドーム577,000個分に相当するそうです。例えなのに想像がつかない……。
東京都が約2000平方キロメートルなので東京都約13個分。
正式名称:グアテマラ共和国
国土面積:108,889平方キロメートル
人 口:約1,710万人
言語はスペイン語です。住まう民族もマヤ系、メスティソ系、欧州系とこちらも多岐にわたります。
グアテマラの主要産品は「コーヒー」「砂糖」「バナナ」と労働人口の約半数が農業に従事しており
グアテマラから輸出されるものの2/3は農業が占めています。
ご存知の方も多いかもしれませんが、グアテマラというと歴史的な文化遺産で有名な「マヤ文明」
があります。歴史好きにはたまらないところですがここの説明は割愛致します。
日本とグアテマラは第二次世界大戦時以外は友好関係にあるようです。
南米には多くの日本人の方が移民していることもよく知られていますが、日本人として最初にグアテマラへ移民した方は1870年頃に岩手県出身の屋須弘平さんがはじめだと言われています。
移民政策が始まるよりも30年近くも前に移民されていたんですね。
【ハイジカフェ YUTAKA】
苦味:★★☆☆☆
酸味:★★★☆☆
香り:★★★☆☆
とても飲みやすく程よい酸味が特徴。苦味より、酸味が立っているコーヒーです。
テイクアウトで頂いたときは、口に含んだ後に広がるフルーティーな香りがあったのですが
いざ自分でドリップしてみると、同じ加減に仕上がらなかったのでちょっと悔しいです。
お店で頂いたコーヒーのレビューになってしまいますが
グアテマラ産の豆の特徴、フルーティーな香りや甘さがよく出ている美味しいコーヒーでした。
次回は是非隣で買う事のできるパンと一緒にコーヒーをいただいてみたいですね。
気になった方は是非行ってみてください。