「文章を書いたりすることは難しい事だ」と思っていませんか。
そんなあなたにこそオススメしたいこの本。
『書く習慣』いしかわゆき・著 この本は書くために必要なあなたの「スイッチ」を入れてくれるそんな1冊です。
※Amazon Kindle Unlimited ならお好きな端末で手軽に読むことができます。
『書く習慣』 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力
ブログを始めてしばらくしたころ、自分のペースで書くことができなくてどうしたらそれができるか。
そんな悩みを抱えていた時期にこの本に出逢いました。
始めにお伝えしておきますがこの本は、文節だの、表現だのといったテクニックについて書かれているのではなく。自分のどこかにあるスイッチの押し方を教えてくれる。もしくはスイッチの見つけ方を教えてくれる本だということ。
だから、テクニックについて学びたいという方は別の本を手に取った方がよいかも知れません。
いしかわゆきさん てどんな人?
早稲田大学文化構想学部 文芸・ジャーナリズム論系卒のまったく未経験だったWebメディアの「株式会社新R25 編集部」に入社する。2019年にライターとして独立してから本書「書く習慣」を
2021年に上梓、2022年には「ポンコツなわたしで、いきていく。」を上梓
そのほか、X:https://twitter.com/milkprincess17
ゆぴ という別名義で note:https://note.com/milkprincess17/
も運営されています。
いしかわゆきさんがこの本を書いたきっかけは
誰もが『書く』ことを楽しめたなら、外に出ずとも世界を広げていけるようになるかもしれない
書く習慣 いしかわゆき・著 発行:クロスメディアパブリッシング
この思いで、始めはnoteで書き始めたのがきっかけになったそうです。ちなみにnoteの方は「”書く”が好きになる文章マガジン」そこから1年程度続けていて、気が付いたら本を出すことになったと本書で言っています。
レビュー
本のコンセプトは何度も言っていますが、書くための習慣化です。
作者も〈「書きたい」気持ちを育んで、無理なく楽しく続けられる「習慣」を身に着けられる本〉
と銘を打っているのには納得です。読んでいると不思議と「やれそう」「続けられそう」と思えてくる。それはいしかわさん自身の体験や言葉で綴られているからだと思う。
おそらく誰にもあると思うんだけど、自身の体験を知ってもらいたい。とか「ちょっと聞いてよ」なんて気持ちや出来事はありますよね?でも、「文才ないからな」とか「たいしたことないしな」なんて思って諦めちゃったりして……。でも違うんです。「まずはやり始めて、やり続けることが大切」だって。
そのために必要な事のエッセンスがこの本に書いてあります。例を挙げると
・5分だけやろう
・誰かに向けて「やるからね」と宣言すること
と単位を小さく区切って負担を少なくし、誰かに向けてやることを宣言する。そうするとやらないとバツがわるいから続けられる。といった、聞けばなんだそんなこと?って思うかもしれないけど人の心理なんてのは意外とこんなもの。このほかにもいしかわさん自身が体験し、続けてきたコツを凝縮してあります。
何かを始める時に道具を揃えたり、いい日を選んだり。験を担いだりすることも大切かも知れませんが、自分の中のワクワクした気持ちのまま瞬発力で今日始めちゃいましょう。
だって明日になったらその気持ちが変わってるかも知れませんから。
若い人も、年配の方も何かを始めるのに年齢は関係ないし、いつだって遅すぎることはないと思います。実際私がブログを始めたのは40歳を過ぎてからですからね。
気持ちが萎えたり、落込んだりする日もあるけど、そんな時はこの本を読んでモチベーションを上げています。全部は読めないけれど好きな一節だけとか、ここだけ読みたいとか。小さく範囲を区切って読んでいます。やさしい丁寧な文章で書かれているので読み終えた後、ホッとする自分と「さぁ、やるぞ!」という自分が生まれる気がします。
気持ちを上げる一冊にぜひ、この本をオススメします。
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